留学生と異文化交流!ダイジェストで茶道体験を!

今日は成蹊大学に日本語留学に来ている留学生をお誘いしてお茶会をしました!

 
もともと日本に興味があったということで、機会があれば茶道を体験してみたいと留学生の方達が茶道部の同期(ドイツに留学するので交流として、日本に留学に来ている方々と授業が一緒になっている)に声がかかったので、じゃあやったら楽しそうだね!ということで。
 

日本文化体験!machaを飲んでみよう!

 
プログラムは
1.和室の歩き方
2.礼の作法
3.お茶の飲み方
4.お点前を見てもらう
5.自分で抹茶を点ててみる
6.和菓子の食べ方
7.茶道部員が抹茶を点ててみて違いを比べる
 
で1時間半くらいのないようになりました。
 

1.和室の歩き方

和室では、畳の縁を踏んではいけない決まりがあります。
なぜ畳の縁を踏んではいけないかについては諸説ありますが、分かりやすい説としては2つ、1.染色している部分は、踏むと色が落ちてしまうため。長持ちさせるために決まった。2.床下に忍者や刺客が居て、命を狙われている場合、畳と畳のわずかな隙間から刀を差し込まれる危険性があり、避けやすいようにするため。というのが有力、なはずです。
 

2.礼の作法

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日本ではお互いに対する敬いの気持ちを大切にします。礼をされたら礼を返す。礼というのは頭を下げることから、敵意が無いことを表します。
 

3.お茶の飲み方

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お茶碗は両手で持ち、少し上に持ち上げて感謝の気持ちを表し、お茶碗を時計回りに少しズラし、飲みます。
飲み終わったら「大変結構でございました」とお茶を点ててくれた人にお礼を言うと場が和みます。
 

4.お点前を見てもらう

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お茶を点てるための一連の流れのことをお点前と呼びますが、お点前は合理的で無駄がなく、洗練された動きになっていて、パフォーマンスであるとも言えます。雰囲気を味わってもらうためにも、お点前はぜひ見てもらいものです。
 

5.自分で抹茶を点ててみる

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自分で点てたお茶はどことなく美味しい気がします。また抹茶、茶碗、茶筅、お湯があればいつでも自由に点てられるので、気が向いたときに飲めたら素敵なことだと思います。
 

6.和菓子の食べ方

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和菓子の食べ方、といってもだいそれたものではないのですが、綺麗に食べる、見ている人を不快にさせないように食べるというのが周りに対する気遣いとしてあります。頬張るよりは、小口で食べると上品に見えるのではないでしょうか。
 
 
今回は簡単な内容でしたが、留学生が興味を持ってくれてたくさん質問をしてくれたので盛り上がり、楽しいお茶会になりました。
 
 
語学留学できているため、日本語も流暢で、僕は全然英語ができないので、とても助かりました。笑
 
茶道での言葉遣いも学んでくれて最後には「大変結構でございました」と笑顔で言ってくれました。
 
また、タイからの留学生の1人は、自分のところにも茶道部があって、行ったことはなかったけれど、帰ったら行ってみようかなと言ってくれました!
 
文化の異なる人に自分の文化を説明するのは、改めて見つめ直す必要があることに気づきました。