茶道初心者が見ておきたい動画5選。てびねり、茶筅づくり、抹茶づくり、へうげもの。
茶道をしている人や、茶道についての理解を深めたい人に向けての動画を選んでみました。
茶道は本で読んで勉強したり、実際のお稽古場でお稽古する以外の情報を得たり経験を得たりすることがむずかしく、動画はとてもありがたいです。ぜひ御覧ください。
抹茶と茶筅ができるまで
THE MAKING (269)抹茶と茶せんができるまで - YouTubem.youtube.com
抹茶、自動の石臼でぐるぐるすり潰してるの、テクノロジーという感じがしますね。。
抹茶、茶筅どちらも手元に来るまでの工程を知っていると意識が変わるなあと思いました。
茶筅職人
こちらは上の動画内の茶筅の動画とほぼ同じですが、茶筅づくりの際の音やナレーションが入っているので情報量が多く、臨場感、緊迫感が伝わってきます。職人さんのコメントも入っていて、茶筅に対する愛情が伝わってきますね。
茶筅の出来栄えによってお茶がまろやかになったり、苦くなったりする
茶筅というのは、使い使われ捨てられるものですから、それを考えると非常に寂しい思いもします。
たしかに茶筅には、銘をつけることもなければ、どこのなんという茶筅かも気にすることは少ないです。
こういう思いを胸に作られているのだと知ると、今まで以上に大切に使おうと負いう気持ちになります。
茶杓の削り方
茶杓は左右で違った削り方をするんですね。
もちろん、むずかしいことはわかるんだけど、クオリティを求めなければ作ることはできそうだとおもいました。
手びねりで茶碗をつくる
以前に手びねりでお茶碗を作ったことがあるんですが、この動画を見てからやれば、もっとうまく作れたのに、と思いました。
それにしても職人の手って美しい。
へうげもの
個人的に好きなセリフ4選
けなす笑いは本人の得意げが後に残ってキレがわるい by古田織部
古田織部が妄想の世界に浸って、信長に怒られるシーン。
ライバルたちから「200石もらったくらいで調子に乗っている」とか「若い嫁をもらって浮かれているのでは」とかからかわれて織部が心の中でやり返している。心の中で。
たしかに、人を貶める笑いは嫌な気持ちが心に残るものだ。気をつけよう。
強大な敵に出会った時、ワシの道を行くか、諦めるか by松永久秀
数寄者であり武人として、自分の人生を自分で生きてきた松永久秀が、信長と相対することになり、平蜘蛛茶釜を渡せば命は助けてやると言われても、平蜘蛛はワシの魂だと言い切って、自害を選んだシーン。
タイトルの回収はここ、「君はモノのために死ねるか!?」松永久秀はモノのために潔く死ぬ男だった。
本音なら、撤回するなby織田信長
信長が大きな船を手に入れて自慢している時に、小声で信長をからかった商人に向けて言った。
言葉の重みを感じさせるシーン。
モノの良し悪しと、モノの大小は無関係にて候 by古田織部