夏の八芳園、庭園鴨茶で頂く冷茶。

8月7日に、白金台の八芳園に行きました。
 
庭園鴨茶さんが冷茶を振舞っていると伺ったので、勉強のために。
 

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八芳園が、しでかした。ってコピーの冊子。

語呂がいいなあと思ったら、音の数が、七、五になっているんですよね。俳句の五七五のとおり、日本人は五音と七音の組み合わせを語呂がいいと感じるみたい。

 
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夏の鴨川の川べりでお茶を点てて自由に飲んでもらっている風景の写真。和やかで素敵だ。
 
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京都と江戸の粋が邂逅する。
邂逅するとは思いがけなく出会うという意味だけど、なんとなくいい雰囲気が醸しだされている言葉。
 
庭園鴨茶という名前からも想像できるように、鴨川でお茶を点てていたから鴨茶というらしいです。
 
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八芳園の庭の門をくぐり抜けると、自然の夏が広がっていて。
 
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風鈴が風を教えてくれる。
 

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大きな野点傘の下でお茶を飲んでいる人が!

 
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今回は800円で和菓子付きの冷茶が楽しめる。
 
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受付にも浴衣を着たお姉さんやいらしたり、青竹が飾られていて夏を彩っている。
 
 
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なんともレトロな自転車に改造茶箱を載せている!!
この自転車はわざわざ雰囲気に合うものを見つけ出して買ったそうです。ブレーキだけで三万円するとのこと。
 
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この改造茶箱は自前。ケーヨーD2で材料を購入して日曜大工で作ったものだそうです。
 
しめ縄が締められている桶がとてもお洒落なのですが、このしめ縄もなんと手作り。手が凝っている。
 
桶に入っている水は京都の下御霊神社のお水。名水として有名で、このお水を使いたくて、わざわざ20リットルもボトルに入れて新幹線で運んできたとのこと。
 
若さならではの工夫でお茶を楽しんでもらいたいという気持ちからだそうです。
 
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友人と一服。
 
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友人のお茶碗はガラス製で、ガラスの素材なのに、ろくろで作ったような模様にしていて、銘も「ろくろ」。
 
ガラスの平茶碗は夏にピッタリでより一層涼しくなりますね。冷たい抹茶に氷も一粒。
 
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ぼくのお茶碗は織部焼。緑の釉薬が抹茶に合う。
 
この庭園鴨茶での茶会は期間限定だったのでもうやっていないのですが、もしどこかで機会があれば、庭園鴨茶、ぜひどうぞ。