長月茶会開催の報告。豊島園の向山庭園にて。
9月1日にお茶会を開きましたー
場所は練馬区の豊島園にある向山庭園で行いました。
茶道を習ったことのない人向けに、ハードルを下げたお茶会をして、茶道の魅力を伝えたくて企画しました!
午前と午後に合わせて13人に来ていただいて、お茶を振る舞いました!
簡単な作法や、お茶の飲み方、お茶の点て方を伝えさせて頂きました!
喫茶店ではなく茶室で、コーヒーではなく抹茶を、そんな和の気持ちを少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです。
茶室の向山庭園は素敵なところで、午前中のあいにくの雨も情緒ある風景にしていました。茶室の窓から見える水面に広がる波紋が美しかったです。
今回は、糸目釜を購入して初めて使用しました。糸目釜はアルミ軽合金でできていて、熱伝導率が高く、機能性が抜群によいのですが、なにより模様の「糸目」がこの会の趣向にピッタリだと感じて購入したものです。
「糸」とは、なにかとなにかを結びつけるもの。
茶道では繋がりを大切にします。
人と人、人と物、物と物。それらが茶室という空間の中で意味を見出されて繋がるのです。
茶会という非日常な場で、茶を通じて今日という日に人や物と出会い、少しでも楽しむことができたなら幸いです。
掛け軸には「白珪尚可磨(はっけいなお磨くべし)」を掛けました。
白珪とは、中国のとても綺麗で貴重な玉のことです。それを、なお磨くべしと言っています。つまり、完全無欠な貴重な玉でも磨き続ける必要があるという意味になります。
今回、茶和の会としては2回目のお茶会です。
白珪とは違って、全くもって完全無欠な団体ではないのですが、それならばなおのこと磨かなければならない。という気持ちを込めて掛けさせて頂きました。
参加して頂いた感想としては
茶道というものすごく歴史と知恵と工夫が詰まったものを目の前にして、少しでも吸収したいと思う。
や
抹茶が美味しいのは前提として、目の前で点ててくれるということが、より美味しさを増している気がする。
などの言葉を頂きました!
ちょっと今回は諸事情もあり、規模を小さめにして開催させて頂いたのですが、前回に引き続き参加してくれた方も何人もいて、嬉しい限りでした!
またお茶会をやる時はブログでも告知させていただこうと思っているのでご興味のある方はよろしくお願いします!
お土産の茶席券
お茶の飲み方