これから学びたいこと。茶道のあれこれ。

今週のお題「いま学んでみたいこと」

 

いまはまだ学生なので、学ぼうと思えば何でも学ぶことができる時期なのです。

 

でも、あえて挙げてみるならなんだろう。

 

僕は、茶道でたくさんの人を笑顔にできたらと思って、お茶の活動をしているのですが、まだまだ学ぶことばかりで果てしないです。家元に習わせて頂いているものの、やはり自学自習が大切で、しかし奥深く、広い見識が必要とされる茶道なので、ここで言語化できるものを挙げておいたら、ブレずに学びをすすめることができるのではないかと思ったので、列挙してみます。

 

・茶の湯の歴史
・茶道具について(有名なところは把握したい)
・禅
・キリスト教
・日本古典
・陰陽道

 

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・茶の湯の歴史

歴史を知らなければ未来は語れないと思うのです。温故知新。故きを温めて新しきを知るというように、過去に学んで、自分が新しいものを生み出していけるように。

 

守破離という言葉もあるように、受け継がれてきた伝統を守り、そして殻を破るように自分の世界を広げ、離れて新たな境地に昇華していく。そんな人間になれることが理想です。

 

・茶道具について(有名なところは把握したい)

茶人は茶道具の目利きができないとなれないものです。道具の良し悪しをわかった上で、自分の趣向に合う茶道具を選び、お客様をもてなすことができます。

 

有名なところは把握したいというのも、うん千万円とか値段がつくような茶道具はゴロゴロあるので、そういった、聞けば分かるはず(茶道界では)のような茶道具はしっかりと覚えておきたいと思って茶碗図鑑やらを眺めたり、せっせと美術館に足を運んで実物を見たりしています。

 

・禅

茶道はもともと禅宗のお坊さんである村田珠光から受け継がれて千利休が昇華したもので、禅の思想が色濃いものです。不完全の美を尊ぶ思想や、床飾りに禅語を飾るのはそのためです。

 

最近は独りでですが座禅をしています。本当は毎日やりたいのですが、習慣づけることができません。甘え。

 

何度か座禅程度は習ったのですが、きちんとお寺に参禅したいです。学生のうちにできるかな。

 

・キリスト教

茶道にはキリスト教も入っています。水を使って清める手水などはキリスト教での洗礼のパブステマがルーツだとされています。他にも、お点前は神に捧げる儀式から来ているとか。

 

根拠としては、茶道が広まった1500年代は、キリスト教が入ってきていて、当時、茶道が盛んだった武将たちはほとんどがキリシタン大名でした。

 

特に有名なのは高山右近で、秀吉のバテレン追放令で追放されてしまうほどのキリスト教信者だったのですが、利休七哲と呼ばれる利休の愛弟子の1人にも数えられているほどの茶人でした。茶室に篭って礼拝していたとか。

 

その辺りを詳しく知るためにキリスト教はもう少し学びたいと思っています。聖書も読もう。

 

・日本古典

日本古典は、茶道の美意識を語る上で外せないもので、小堀遠州が選んだ中興名物と呼ばれる茶道具などには万葉集や伊勢物語から銘が取られています。

 

また道具組と呼ばれる道具の組み合わせも、源氏物語に則ったイメージで組んだり、古今和歌集の歌から引用したりと古典教養が不可欠です。

 

日本文学科ではないのであまりこういったところに深く接して来ることはできなかったのですが、教養として浅く広く、言葉を聞けば思い浮かべられる程度には知っておきたいです。

 

・陰陽道

茶道には陰陽道も含まれています。陰陽五行説である木火土金水を考え尽くしてあります。

 

例えば、お点前をする際に目の前にある風炉釜や炭なども、風炉の下に敷く敷板が木、燃える炭が火、炭を置くための灰が土、釜が金、お湯が水。とバランスの整ったものになっているのです。

 

その他にも緻密に計算されているのですが、まだまだ知らないことだらけです。

 

おねがい

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