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ブログの読者さんから茶道具を頂きました!ありがとうございます!

ここは茶道のことについて主に書いているブログなのですが、読者さんの中で、お義母さんがお茶の先生をされていたのだけど、膝を悪くされてしまい続けることができなく、処分に困っていたので、よければ若い子が使って、生かしてくださいとのことで、なんと茶道具を譲り受けました!

 

ありがとうございます!

 

せっかくなので、お礼を兼ねて少し茶道具の紹介をしてみます。

 

金襴手蒔絵と赤楽

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金襴手蒔絵というのは、漆工芸の手法のひとつである、蒔絵という、漆の上に金粉を蒔いたりするもののうちでも、金で直接絵を描いてある物のことを言います。

 

鳳凰の絵が描いてあって、とてもめでたい柄です。

 

赤楽というのは、千利休が自ら作らせた楽茶碗という種類の、赤色のものです。

 

一楽、二萩、三唐津と言って、一番格が高い茶碗ということになっています。

 

萩焼

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一楽二萩三唐津の、二の萩です。
 
萩というのは今で言う山口県のことで、萩の土地で焼かれたから萩焼です。
 
萩焼は貫入(かんにゅう)と呼ばれるヒビ割れが特徴で、使い込むに連れてそこに抹茶が染みたり、色が変わってきたりして、「萩の七化け」と呼ばれるくらい、変化します。
 
使い込んで見ると楽しいお茶碗です。
 

安南の寿と薄茶盛り

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左は安南(あんなん)と呼んでいるのですが、ベトナムの釜で焼かれた茶碗です。それを日本人がいいと思って持ち帰り、自分たちで焼きました。
 
中には寿と書かれていて、縁起がいいので、お正月などに使ったりします。
 
右の小さい綺麗な布袋で包んであるのは薄茶器と言って、抹茶を入れておく器なのですが、立派なものになると「仕服(しふく)」と言って、服を着せてあげるのです。
 
付喪神を考える日本人ならではだと思いますが、お道具も大切に扱う心がこういうところにあらわれています。
 

鬼灯の香合

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鬼灯の形で中を金で塗った香合(こうごう)です。
お茶席ではお香も楽しむので、こういう小さな可愛らしい入れ物に入れてちょっとした趣向を凝らしたりするのです。

鬼灯は、季節は晩夏あたりでしょうか、6から7月頃に花を咲かせ、実をつけます。6月に鬼灯祭りがあるのは有名ですね。

そういえば、鬼灯の名前の由来は「ほほづき」がもともとの語源で、赤くふっくらした様子がこどものほほのようだ、というところから来ています。

茶杓

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茶杓、ティースプーンのことです。
 
これは竹の素材で出来ているのですが、一番初めは象牙で茶杓を作っていて、竹のほうが手軽にできるということで、村田珠光のあたりから竹で作るようになりました。
 
竹の茶杓のおかげで、侘茶ができるようになったと言っても過言ではないくらい、大きな転換点だったのではないでしょうか。
 

最後に

茶道具を頂きまして本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。今回は名前は伏せさせていただくとのことなので、このような形で失礼致します、

 

大切に使わせて頂き、今後とも茶道、精進してまいりますので、よろしくお願いいたします!!