お金の話にきれいごとはいらない。お金を得るための10のルール
この前の記事の続きです。
お金の話にきれいごとはいらない: 自分を「会社のように」経営する人生戦略 (単行本)
- 作者: 小笹芳央
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/07/24
- メディア: 単行本
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この本のうち、お金で満足する人生を送るための「10の決まりごと」を紹介します。
お金で満足するための「10の決まりごと」
- お金で幸せを買う=お金と向き合うために
- 若くして郊外にマイホームを持たない=器を小さくしないために
- 家計を妻、夫に任せない=リーダーシップを取るために
- 周囲と足並みをそろえない=大きな利益を得るために
- 安定を求めない=どんな時代でも生き残るために
- 今の環境にしがみつかない=先細りになりたくないなら
- 「流行りもの」に手を出さない=不良在庫に囲まれないために
- 払っている税額を知る=無関心の罠にはまらないために
- 会社の悪口を言わない=エネルギーを正しく使うために
- 今月の支出を把握する=なんとなくをやめるために
お金で幸せを買う=お金と向き合うために
お金ですべての幸せを変えるわけではない。しかし、お金がもたらしてくれる幸せはたしかにたくさんある。
お金は多くの望みを実現するため、欲望を満たすためのツールだ。
ブログを書くためにも、iPhoneやパソコンが必要で、電気代や通信費がかかる。お腹が空いたらカレーを食べるためにお金がいる。
マズローの五段階欲求で言えば、生存するための食べ物も、安全のための家も、コミュニティに所属しているのにも、お金がかかる。
お金があることで幸せになれるとは限らないが、お金がないことで不幸せには簡単になってしまう。と思う。
もちろんお金がすべてではない。
若くして郊外にマイホームを持たない=器を小さくしないために
若いうちにマイホームを持ってしまうと、ローンを払うために仕事をすることになる。
マイホームを買うことが、幸せの象徴だった時代は、終わりつつある。
マンションを借りたほうが、未来まで束縛されず、身軽に行動できる。
生きていくことは、賭けを続けていくことだ。成功は賭けた人間に与えられるもの。
自分を縛るものは少ないほうがいい。
マイホームがあることで安心したり、借金あることで挑戦できなかったりと、守りに入って、賭けられないようになってしまう。
家計を妻、夫に任せない=リーダーシップを取るために
自分の財務は自分で目配りをして、管理すること。
自分のリーダーシップを取れない人が、他人のリーダーシップをとることはできない。
周囲と足並みをそろえない=大きな利益を得るために
周囲と足並みをそろえるということは、周囲と同じレベルでいるということ。周囲よりも大きな利益を得たいと思うのであれば、一歩踏み出さなければならない。
出る杭は打たれるというが、出過ぎた杭はもはや打たれない。
言葉遊びになるが、足元をすくわれないように気をつけること。
安定を求めない=どんな時代でも生き残るために
かつて信じられていた終身雇用などの安心や安定を守り抜くことはもはや不可能。
ドッグイヤーともマウスイヤーとも言われるが昔よりも変化のスピードがどんどん早まっている現代で、安定を求めることは停滞、衰退を意味するとも言える。
変化する環境の中で、自分自身も変化し続けることが本当の意味の安定。
今の環境にしがみつかない=先細りになりたくないなら
相手に主導権を握られずに、自分が主導権を握っていく。
次第に相手に都合の良い関係になっていく。
これは対雇用主に対しても同じ。
「流行りもの」に手を出さない=不良在庫に囲まれないために
流行りものはいつか廃れる。
栄枯盛衰、盛者必衰。
特に流行りものは自分の価値観ではなく、他人の価値観のものなので、後々思い返して捨てることになる。
いらない物に縛られると、身動きも取りづらくなる。
払っている税額を知る=無関心の罠にはまらないために
自分がいくら稼ぎ、いくら税金を納め、いくら手取額を得ているかは、お金を考える上で基本中の基本。
気にしない人は多い。
会社の悪口を言わない=エネルギーを正しく使うために
会社は、つまり「自分株式会社」の主要取引先のこと。
取引にメリットを感じないのであれば、取引をやめるか、やめる準備べき。
悪口を言っているエネルギーを、自分を高めるエネルギーに利用しよう。
今月の支出を把握する=なんとなくをやめるために
自覚を持ってお金を使うこと。
なんとなく消費していては満足感も残らないし、お金だけがなくなっていく。
必要なお金と不必要なお金を知ることができれば、節約したり投資に利用できたりする。
まとめ
お金は幸せの全てではないが、お金がなくて不幸せになることはある。
まさにこれにつきる。
いざとなった時、自分が困らないため、大切な人を守るため、お金の知識は正しく身につけておきたい。