月は綺麗だけど、それよりも君に愛してるって言いたい

9月27日が中秋の名月、28日がスーパームーンと、お月見の秋にふさわしい日が続いた。

 
明治時代に、夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したという話は、ネットが盛んになってから知らない人はいないのではないかというくらいにみんなが口にするようになった。
 
ことあるごとに、Twitterで「月が綺麗ですね」とツイートする人で溢れる。(当方20代です。世代によってTLは異なります)
 
もともと
1.一緒に歩いていて
2.話題がなくなってしまったりして
3.ふと空を見上げたら
4.いつもより月が輝いて見えた
というような感じだと思うのです。
 
月が綺麗だから、月が綺麗ですねと言ったのではなく
 
あなたと一緒に見る月が、なんだかいつもよりとても綺麗に見えます。
 
ということ。
 
ドキドキして、緊張して、面白い話題も思いつかなくて、なんでもいい、なにかこの場をしのげる話はないか。と思って苦し紛れに出したのが、月の話。
 
そうまでして話を続けたい相手のことを愛しているのだという気持ちの現われ。
 
けっして今日、月が綺麗だからという理由での言葉ではないと思うのです。
 
それにね、twitterで言っても情緒はないですよ。
 
愛しているとはっきり言えない奥ゆかしさ、照れくささ、健気さ、そんなものがない混ぜになった言葉だというのに。
 
だったらね、直接、愛してるよって言いたい。
 
さらに言えば、君と一緒にお月見団子を食べたい。
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