日本茶を、楽しむためには知識が必ずしも必要ではない。けど、知っていたら少し楽しくなると思います。

お茶の楽しみ方

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お茶の楽しみ方についてですが、

煎茶、冠茶、玉露、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶、抹茶、など、いろいろなお茶がありますが、それぞれ、どんな特徴があって、どんな飲み方をすればおいしいのか、または自分が好きなのかという知識があると、より楽しめるのではないかと思います。

 

もちろん、僕がマニアックなタイプの人間なので、知識なんかいらないよ!という方がいても全然OKだと思います。

ただ、男って生き物は皆何かしらに対してのオタク気質があるものだと思っています。

 

 

抹茶が好きだよという方は結構多いので抹茶の説明をさせて頂くと、抹茶は栄養がたっぷりだと言われます。カテキン、ビタミン、カフェイン、テアニン、効果としては美容効果や抗酸化作用があるそうなのですが、栄養学的なところは専門ではないのでどなたかにお任せして、鎌倉時代栄西というお坊さんが『喫茶養生記』という本で「抹茶の栄養はマジやばい」と書いています。

 

栄西 喫茶養生記 (講談社学術文庫)

栄西 喫茶養生記 (講談社学術文庫)

 
お茶の効用―茶・茶道の開祖=栄西著『喫茶養成記』より 茶は養生の仙薬なり

お茶の効用―茶・茶道の開祖=栄西著『喫茶養成記』より 茶は養生の仙薬なり

 

 

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抹茶は覆下茶園という茶園で栽培されています覆下はふくした、おおいしたと読まれます。

京都の宇治や、愛知の西尾が有名ですね。

僕は夏に西尾のお抹茶(用の碾茶)工場を見せて頂いてきました。

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覆下茶園というのがまた栽培上、手間がかかる上に少量しかできないので、抹茶は多少割高なのです。

 

 

千利休古田織部茶の湯をやっていた時は、文献を読む限り、栗や芋のふかした物や、木の実、程度を菓子として食べていたそうで、和菓子などというものは江戸時代に食べるようになったようですが、今は和菓子もお手軽に食べられていいですね。

季節を感じるモチーフが、単純な味以上においしく感じます。

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お茶をの飲んでいると、カフェインはバッチリ聞くのが分かりますね。

抹茶を8杯飲んだときはさすがにめまいがして頭がくらくらしました。

先生はある程度のお年なので、午後になると抹茶は控えているとおっしゃっています。

 

 

カフェインを摂りたくないという人も最近は増えてきているように感じていて、その場合は、茎茶やほうじ茶を飲まれるとよいと思います。

厳密にノンカフェインかは物によるので何とも言えませんが、、

 

 

日本茶の難しいところは、入れるお湯の温度によって出る味が変わるというところもあるのだと思います。

せっかくいいお茶を買っても、淹れ方が分からないと、美味しく入らないなんてことも、、

湯冷ましというテクニックを覚えてみてください。

 

 

抽出する成分によって出る味も変わるので、どの温度が正しいというものではなく、自分のお気に入りの味、香りが出る温度を探してみてほしいと思います。

 

 

カフェインの中毒死、日本でも普通にありましたね。

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