日本茶を、楽しむためには知識が必ずしも必要ではない。けど、知っていたら少し楽しくなると思います。
お茶の楽しみ方
お茶の楽しみ方についてですが、
煎茶、冠茶、玉露、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶、抹茶、など、いろいろなお茶がありますが、それぞれ、どんな特徴があって、どんな飲み方をすればおいしいのか、または自分が好きなのかという知識があると、より楽しめるのではないかと思います。
もちろん、僕がマニアックなタイプの人間なので、知識なんかいらないよ!という方がいても全然OKだと思います。
ただ、男って生き物は皆何かしらに対してのオタク気質があるものだと思っています。
たとえば色んなお茶をその時々に合わせて選ぶという遊び方をする場合、特に考えずに好きなものを飲むというのでももちろん構わないのですが、ある程度お茶の知識があると楽しめます。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
主には温度や、栄養、味ですね。
抹茶が好きだよという方は結構多いので抹茶の説明をさせて頂くと、抹茶は栄養がたっぷりだと言われます。カテキン、ビタミン、カフェイン、テアニン、効果としては美容効果や抗酸化作用があるそうなのですが、栄養学的なところは専門ではないのでどなたかにお任せして、鎌倉時代に栄西というお坊さんが『喫茶養生記』という本で「抹茶の栄養はマジやばい」と書いています。
抹茶は乾燥させたお茶の葉をそのまますりつぶしていて、その茶葉ごと飲んでしまうため、ふつうはお湯に溶け出してこない栄養までたっぷり摂取することができます。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
平安、鎌倉の時代は僧侶や貴族の間で薬として飲まれていたと言われています。
抹茶は覆下茶園という茶園で栽培されています覆下はふくした、おおいしたと読まれます。
京都の宇治や、愛知の西尾が有名ですね。
僕は夏に西尾のお抹茶(用の碾茶)工場を見せて頂いてきました。
また、抹茶は覆下茶園と言って、茶葉に覆いをし、日光を遮った栽培をするため、栄養の凝縮した茶葉が育ちます。緑茶とは異なり、旨味も豊富で、香りも高いお茶になります。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
覆下茶園というのがまた栽培上、手間がかかる上に少量しかできないので、抹茶は多少割高なのです。
旨味というと、よく言われるのは「昆布の出汁のような味がする」「しょっぱいかも」という言葉ですが、感じ方は人それぞれなので、自分の感性と向き合ってみてください。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
僕はその旨味が、甘いあんこでできた和菓子に合うと思っています。
千利休や古田織部が茶の湯をやっていた時は、文献を読む限り、栗や芋のふかした物や、木の実、程度を菓子として食べていたそうで、和菓子などというものは江戸時代に食べるようになったようですが、今は和菓子もお手軽に食べられていいですね。
季節を感じるモチーフが、単純な味以上においしく感じます。
抹茶に関して言えば、実は同量のコーヒーよりもカフェインが多いそうなのですが、テアニンという、お茶に特有のリラックス成分によって、カフェインそのものの感じ方が柔らかくなるようです。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
試験勉強で少し遅くまで勉強しようという時は、コーヒーやレッドブルより抹茶がいいのではないかと思います
お茶をの飲んでいると、カフェインはバッチリ聞くのが分かりますね。
抹茶を8杯飲んだときはさすがにめまいがして頭がくらくらしました。
先生はある程度のお年なので、午後になると抹茶は控えているとおっしゃっています。
じゃあカフェインをなるべく取りたくない時は、ほうじ茶や茎茶がオススメです。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
ほうじ茶は茶葉を高温で焦がしているためカフェインが減少していて、茎茶は、茎の部分にはほとんどカフェインが含まれていないからです。
茎茶で有名なのは石川県の加賀棒茶だったり、僕のスポンサーさんの丸火です✨
カフェインを摂りたくないという人も最近は増えてきているように感じていて、その場合は、茎茶やほうじ茶を飲まれるとよいと思います。
厳密にノンカフェインかは物によるので何とも言えませんが、、
また、ほうじ茶や茎茶はお湯の温度の違いで味がさほど変わらないので、沸かしたお湯をバーっと入れてしまうだけでokです。湯気に乗った香ばしくてホッとする香りが楽しめます。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
玉露や冠茶という高級なお茶は、温度を下げたお湯がオススメです。
日本茶の難しいところは、入れるお湯の温度によって出る味が変わるというところもあるのだと思います。
せっかくいいお茶を買っても、淹れ方が分からないと、美味しく入らないなんてことも、、
湯冷ましというテクニックを覚えてみてください。
お茶はお湯の温度で茶葉から抽出される成分が変わります。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
60度から70度くらいで淹れるとアミノ酸が出やすく、70度〜90度で淹れるとカフェインやカテキンが出やすいです。
カフェインやカテキンがお茶の渋みや苦みを作っています。
抽出する成分によって出る味も変わるので、どの温度が正しいというものではなく、自分のお気に入りの味、香りが出る温度を探してみてほしいと思います。
気をつけて欲しいのは、カフェインは人によって許容量が違うということです。
— 神崎ゆう (@kanzaki0728) 2016年10月22日
どこかの国で、レッドブルを何十本を飲んで亡くなってしまった方がいましたが、子供は特に許容量が低いそうです。
カフェインの中毒死、日本でも普通にありましたね。