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勝手に語る茶道の真髄。おもてなしの心。

お茶会の告知と報告

茶道のお茶会について

 

茶道のおもてなしの真髄は「一杯のお茶で客を楽しませること」にあると思っているのですが、そのためにありとあらゆる創意工夫がされています。

 
小間と呼ばれる四畳半の茶室で行われる茶会について話してみようと思います。
 
市中の山居と呼ばれるようなお茶室の場合です。
 
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(すみません素敵なお写真だったのでお借りしました)
 
その茶室は、市街にありますが、山野にある木々が植えてあります。敷地に入る前は、木々が目隠しとなり茶室が見えなくなっています。
 
足元には大きさや形に変化のある飛び石があり、踏み外さないように足元に集中します。視界は狭まり、ここでぎゅっと己の世界と向き合い始めるのです。
 
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この時、周囲の木は入り口に近いほど背が高く、茶室に近いほど背が低くなっていて、まるで山に入り、視界が開けた場所に一休みできるお茶室があったという開放感と、時間感で空間を演出しています。
 
お茶室に入る前に必ずやるべきことがあります。手水で手を洗うことです。これは、キリスト教の洗礼からもきていて、水で体を流すことによって穢れを祓い、清める行為であると考えられるのです。日常の様々な雑念もここで洗い流し、非日常の空間である茶室への期待を高めます。
 
 
 
低いところに狭い正方形の入り口があります。膝でにじって入ることから躙り口と呼ばれますが、この時、頭を下げるという象徴的な行為が謙譲の精神を思い出させるのです。
また、江戸時代では武士がお茶をやっていました。しかし躙り口は刀を差してはつっかかってしまい、入れません。傍にある刀掛けに武士の魂である刀を置かなければならないのです。茶室は平等で平和な理想世界であるからです。
 
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茶室に入るとそこは狭く、陽の光が差し込む、静寂の空間が広がっています。お香が焚いてあり、高貴な香りに包まれています。せまいので、隣の人との間隔がさほどありません。パーソナルスペースを侵害されていることと、この落ち着いて安心する空間とのギャップで隣の人に親近感も抱かせるのです。
 
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心に響く禅語が掛けられた床、今朝咲いたばかりの花、木造建築がゆえにほのかに差し込む光、今日の日に特別に用意された菓子、すべてがお客を歓迎しています。
 
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お点前と呼ばれるお茶を点てる所作が始まると、意識がそちらにむきます。目の前で丁寧に美しく洗練された所作で茶を点てる行為を見ながら、外の鳥がささやく声、葉のかすれる音、お湯がお釜でこぽこぽと沸く音が聴覚を刺激します。
 
茶を入れた時に広がる甘く豊かな茶の匂い、嗅覚も刺激され、早く飲みたいと思わざるを得ません。
 
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この世に一つしかない手作りの茶碗で手にたしかな感触を感じながらお茶を飲みます。
温度も、濃さも、服加減もそのお客に合わせて点てたお茶です。
ここで見ることができるほっとした笑顔の瞬間ためにおもてなしをするのです。
 
一生にこの一度しか機会がないかのように思いながら心を尽くします。
 
茶道具はこのまたとないひとときのためにそれぞれがつながりを持ち、調和するように選ばれています。
 
日常をストレスフルに過ごしている大切な人に、つかの間の癒しをもたらし、明日からもまた生きていこうと思ってもらえたら、なにも言うことはありません。
 
これが茶道の真髄であり集約して「一杯の茶で客を楽しませること」です。おもてなしの心とも呼ばれます。
 

まとめ

いざ書こうと思ってみると、やっぱり自分の言語力の限界であったり、理解の浅さにあいたたたーとなります。
 
真髄、とか言っておいて茶道を究めたような言い方になっているけど、まだまだ氷山の一角に触れただけです。
 
それでも、今感じられるところ、人に伝えられるところを精一杯書ければいいなと思って書いてみました。
 
これでもし茶道に興味を持ってくださった方がいれば幸いですし、間違えてる!理解が足りてない!と思われた方がいらっしゃいましたらご教授いただければそれも幸いです。
 

お茶会やってます

 

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